レーシックのよくある質問その1

Q:レーザーを目に当てて、失明の危険はないのでしょうか?

A:眼球に直接当てるわけではなく、角膜の表面に当てるだけなので、理論上失明の危険はありませんし、まだ失明の事例は報告されていません。

Q:レーシックって痛くないの?

A:ちゃんと麻酔をするのでほとんど痛みは感じません。麻酔も注射でするのではなく、目薬を差すだけですから痛みはほとんど感じません。

Q:レーシックは誰でも受けられるのでしょうか?

A:レーシックは角膜を削る手術です。そのため、角膜が薄い人、特にその中でも強度の近視の人は受けられないことがあります。そういった方にはエピレーシックラセック(LASEK)フェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ、永久コンタクトレンズ)と言った特殊な手術が用意されています。また、白内障等、目の病気を患っている方、妊娠中の方などは受けることが難しくなっています。

Q:レーシックでどれぐらい視力が回復するの?

A:一般的にはほとんどの場合、視力1.0以上に回復します。例えば、業界最大手の品川近視クリニックでは98%の方が視力1.5以上に回復し、手術を受けた人の平均視力は1.61です。

Q:レーシックを受けたことによる長期的影響はあるのでしょうか?

A:レーシックはまだ歴史が浅いので、長期的な影響についてはまだデータが十分ではありません。しかし、海外では世界各国の医者が様々な検証や臨床試験を行っています。レーシックの長期安全性について問題ないと認定され、その安全性から、世界中で数百万人の人が受けています。

Q:レーシックの合併症にはどのようなものがあるのでしょうか?

A:最も一般的なのがドライアイです。程度の差はありますが、手術後はドライアイになりやすいので、専用の目薬が必要になります。ただし、ほとんどの場合、手術後時間が経つにつれ、その症状は改善されます。発展途上国などでは、クリニックが不衛生で、感染症になることがありますが、日本の清潔なクリニックではその心配はほとんどないと言えます。

Q:レーシック手術後、どのくらいで視力が回復しますか?

A:大抵の場合、翌日から一気に回復します。回復の仕方は人によって違いますが、比較的早く回復するようです。

Q:レーシック手術後、気をつけることはありますか?

A:まず手術後1ヶ月は目を強くこすってはいけません。かゆいときは目薬を使用してください。また、入浴や洗顔は当日は控え、洗髪は当日、その翌日も控えてください。その後も汗や石鹸水が目に入らないように気をつけたり、飲酒、喫煙は控えたり、長時間や夜間の運転を控えるなど1週間は制約があります。

Q:レーシック手術後、スポーツや肉体労働をしても大丈夫でしょうか?

A:しばらくは控える必要があります。肉体労働は3日、ゴルフ1週間、野球、サッカーなどのスポーツは1ヶ月、スキューバダイビングは3ヶ月控える必要があります。詳しくは実際に医者に相談してください。

Q:レーシックで老眼は治療できますか?

A:できません。レーシックで治療できるのは近視、遠視、乱視です。老眼は近視、遠視、乱視とは仕組みが異なるため、レーシックでの治療はできません。ただし老眼を持っている方で、近視、遠視、乱視もある方に関しては近視、遠視、乱視の部分だけは治療することができます。